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古河電池に投資ファンドのアドバンテッジがTOB実施へ 1株1400円

 鉛蓄電池大手の古河電池は23日、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズが関連ファンドを通じて1株1400円で、古河電池に株式公開買い付け(TOB)を実施する予定だと発表した。親会社の古河電気工業は非公開化後に再出資する。アドバンテッジは2021年に買収した鉛蓄電池会社のエナジーウィズと古河電池を統合する計画。電気自動車(EV)の補助電池や再生可能エネルギーの貯蔵に使う鉛蓄電池の再編がファンド主導で進むことになる。

 

 規制当局などの許認可を得た後、25年3月下旬にもTOBを実施する予定だ。買収には東京センチュリーも加わる。古河電池株を約57%持つ古河電工はTOBには応募しない。その後の古河電池の自社株買いに応じる形で全株を売却する。TOBが成立すれば古河電池は上場廃止となる。古河電池は同日、TOBへの賛同を表明した。

 

 買収会社には古河電工が再出資し、アドバンテッジは約6割、東京センチュリーと古河電工が2割ずつ出資する形となる。アドバンテッジと東京センチュリーは21年に昭和電工マテリアルズ(旧日立化成、現レゾナック)から鉛蓄電池事業を買収している。そのエナジーウィズと古河電池を統合させる。

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

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