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Amazon、日本国内での再生可能エネルギー投資を加速

 Amazon(アマゾン)は29日、日本国内での大規模太陽光発電所への新たな4件の投資を発表した。発電設備容量は211MWへと増加し、1年間のうちに2倍以上に拡大したことになる。

 

 新たに追加されたのは、▽福島県の35MW太陽光発電所(発電事業者:EDP Renewables Japan株式会社)▽北海道の10MW太陽光発電所(地域電力株式会社)▽北海道の10MW太陽光発電所(非公開)▽山口県の10MW太陽光発電所(X-ELIO Japan株式会社)――の4件。現在Amazonが日本で投資している再生可能エネルギープロジェクトは計25件(大規模太陽光・風力発電所9件、屋根設置型の太陽光発電プロジェクト16件)となった。すべてのプロジェクトが稼働すると、年間32万 MWh(メガワットアワー)以上の電力を生成する見込みで、日本の一般家庭7万,000世帯以上の年間消費電力量に相当するという。

 

 

 

 

 アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は、「日本政府、発電事業者、そして他の企業とも協力し、日本の脱炭素化を加速させ、国内での再生可能エネルギーのさらなる拡大を推進していく」とコメントを発表した。

 

 “日本最大の再生可能エネルギー購入企業” と謳うアマゾンの再エネ推進が国内のサーキュラーエコノミーに与える影響は大きく、賞賛すべきことだ。しかし、国内企業の取り組みも決して負けていないことも書き加えておきたい。本日(29日)に東京ビッグサイトで開幕したエネルギーイノベーション総合展では、GXやDXによるエネルギー利用の最適化、再生可能エネルギーの導入に向け、国内企業を中心とした提案・商談が行われている。

 

 特に今回はカーボンニュートラルの実現を目指す「省エネ・脱炭素支援コーナー」や、環境発電技術の最先端に触れる「エネルギーハーベスティングパビリオン」が新設されるなど、環境に配慮した試みや展示が多くみられた。シーイーエムは数mの落差でも発電可能な縦置き型マイクロ水力発電機 「パワーアルキメデス」をPR。日本の自然環境や社会ニーズに適した提案を行った。

 

 

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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