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週刊バッテリートピックス「TDKマレーシア企業を子会社に」「太陽電池で業界団体」など

2026/05/24 14:03
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週刊バッテリートピックス「TDKマレーシア企業を子会社に」「太陽電池で業界団体」など

 2026年5月18日~5月24日のバッテリー業界では、企業買収や再編などのニュースが目立った。TDKがマレーシアの電池メーカーを完全子会社化するほか、古河電池も再編を進める。フランスでも水素燃料電池会社の再編が伝わった。一方でペロブスカイト太陽電池は積水化学工業が注力し、新たな業界団体も発足した。

<国内>

●「2026NEW環境展・地球温暖化防止展」が開催 電池関連展示も

 

 

 「2026NEW環境展・地球温暖化防止展」が5月20-22日、東京ビックサイト(東京・江東)で開催された。PFUのリチウムイオン電池検知のAIエンジンなど、電池関連の展示があった。

 

関連記事:検知率94%で既存ラインに後付け可能―PFUがリチウムイオン電池検知AIエンジンを参考展示

 

●環境債使途にEVバッテリー、環境省が6月改定

 環境省は6月にも環境債の使途指針を改定し、に電気自動車(EV)用バッテリーや水素ガスタービンなどを使途に加える見通しだ。日本経済新聞などが5月22日に伝えた。

●栗田工業、東京消防庁とリチウムイオン電池向け消火薬剤を共同研究

 

 

 水処理薬品などの製造販売を手掛ける栗田工業(本社:東京・中野)は5月22日、自社ホームページ上で、「東京消防庁との間でリチウムイオン電池対応の消火薬剤についての共同研究開発契約を締結した」と発表した。

 

プレスリリース: 東京消防庁「リチウムイオン電池対応型消火薬剤・消火資器材の研究開発」公募事業に係る共同研究開発契約を締結|栗田工業|クリタグループ

 

●コスモ石油など産学5者、蓄電池材料を研究へ

 コスモ石油や京都大学など産学5者は5月22日、「溶融塩電解技術を用いた CO2 由来固体炭素製造について、ベンチスケール装置による検証を開始した」と発表した。蓄電池材料となる固体炭素の研究を進める。

 

関連記事:住友重機他 溶融塩電解技術を用いた CO2 由来固体炭素製造のベンチスケール検証を開始

 

●積水化学、ペロブスカイト太陽電池で売り上げ1000億円規模目指す 中期計画

 

 

 積水化学工業は5月21日、自社ホームページ上で、2026-2028年度までの3カ年の中期経営計画を発表した。ペロブスカイト太陽電池を革新領域に位置づけ、売り上げ1000億円規模を目指す。

 

プレスリリース:20260521kg.pdf

 

●出光興産、固体電解質の工場着工

 出光興産は5月20日、「千葉事業所(市原市)で、全固体リチウムイオン二次電池(全固体電池)の材料となる固体電解質工場の立柱式を実施した」と発表した。

 

関連記事:出光興産、固体電解質大型パイロット装置の建設へ立柱式を実施

 

●TDK、マレーシアの二次電池メーカーを完全子会社に

 TDKは5月19日、シンガポールの二次電池子会社を通じ、マレーシアのリチウムイオン二次電池メーカーである リナジー・パワー(Linergy Power Sdn Bhd)を完全子会社にすると発表した。

 

関連記事:TDK、25年破綻のJSファンダリの半導体工場を取得か―「発表できる段階で改めて公表」

 

●古河電池、AP78と合併へ グループ内再編

 古河電池は5月18日、グループのAP78との合併を6月1日に予定していると発表した。

 

関連記事:AP78が古河電池を合併―社名は「古河電池株式会社」

 

●「日本ペロブスカイト太陽電池普及促進協議会」が発足

 

 

 ペロブスカイト太陽電池の競争力強化と普及促進を図る業界団体「日本ペロブスカイト太陽電池普及促進協議会(Japan association for the promotion of Perovskite Solar Cells、JPSC)」が5月15日に発足した。幹事企業はアイシンや積水ソーラーフィルムなど。

 

ホームページ:日本ペロブスカイト太陽電池普及促進協議会(JPSC)

 

<海外>

●独DHL、オランダにバッテリー物流拠点を建設へ

 ドイツ国際輸送のDHLは5月21日、自社ホームページ上で、「オランダ南東部リンブルフ州ホルタムで欧州向けバッテリー物流拠点の建設に着工した」と発表した。2027年初頭の稼働を予定する。

 新拠点では電気自動車(EV)や定置用蓄電システム向け高電圧バッテリーの保管・サービス機能を行う。DHLがもともと所有する自動車拠点が隣接しており、物流のEV化に対応する。

 

新物流拠点の完成予想図

(出所:DHL発表資料)

 

プレスリリース: May 21, 2026: DHL Supply Chain Breaks Ground on European Battery Logistics Hub in the Netherlands - DHL Group

 

●「リユース経済エキスポ」開催 仏パリ

 リユース産業に特化した見本市「リユース経済エキスポ(Reuse Economy Expo 2026)」が5月19日-20日、パリ南西部で開催された。電池のリユース関連の展示もあった。

 

関連記事:フランスがけん引するリユース経済、パリ「リユース経済エキスポ」現地レポート

 

●仏水素燃料電池シンビオ、事業再編へ

 

 

 フランス水素燃料電池メーカーのシンビオ(Symbio、本社:仏サン・フォン)は5月18日、事業再編方針を発表した。

 シンビオは仏タイヤのミシュランと仏自動車部品のフォルピア、欧州自動車大手のステランティスが出資する。主な製品納入先はステランティスで、近年は米国事業も手掛ける。今回の事業再編では、ミシュランとフォルピアの協力のもとでシンビオを水素モビリティおよび定置型発電の新興市場に位置づけることを目的とする。

 

プレスリリース:Symbio Continues its Transformation with Renewed Support from Shareholders Forvia and Michelin | Symbio

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