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内外装材の構造に関わる継続的な資源循環システムの構築 ケイミュー株式会社

2019.10.23 10:36

 18日に行われた3R先進事例発表会で、ケイミュー株式会社、品質統括部、環境管理グループチームリーダー、守田孝士氏が、同社で行っている資源循環システムについて講演を行った。

 

 同社は、株式会社クボタと、松下電工(現パナソニック)の外装事業部が、2003年に統合して誕生した会社で、全国に7工場、42営業所を構え、外装壁、屋根、など販売、製造を行う会社である。

 

 

廃材を適材適所で原料使用へ

 同社は、石炭灰やコーヒー豆の搾りかす、古紙を、製品の一部材として使用できるシステムを構築したことが表彰された。

 今回同社が、使用した再生材量は、石炭灰、紙くず、新築現場端材(がれき)使用済みコーヒー豆かすだという。

 

 石炭灰は、一部セメント原料として使用されるが、その多くは埋め立てされており、紙くずは焼却処分跡に埋め立て、端材も再生不用品に関しては埋め立てに回っており、コーヒー豆かすも同様に廃棄処分となっているのが現状である。

 

 同社では、これらの配合設計を立て、回収システムについても、ネットを使った回収方法を活用し、屋根や外壁材の原料にしているという。

 

 また、その素材別に商品の使い分けを行っており、

 

  窯業系サイディング(外壁)には、石炭灰、紙くず(古紙パルプ)、端材を使用。

  平形屋根には、石炭灰、端材

  樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦には、石炭灰、端材

  内装材では、石炭灰、紙くず、端材、コーヒー豆かす

  平板内装材では、石炭灰と、端材

 

などの様な使い分けを行っている。

 

 ケイミューでは、2018年度に廃棄物を材料の一部で使った実績として、

 

  古紙パルプ=約4.3万トン/年

  石炭灰=約24.5万トン/年

  回収端材=約0.75万トン/年

  使用済みコーヒー豆かす=約1トン/年

 

に上るという。

 

 これにより、年間約30万トンの省資源、廃棄物の減量効果があり、CO2削減効果も年間7010トン達成したという。

 

 守田氏は

 「今後も廃棄物の有効利用の最大化、再生可能な品目の拡大を目指し、環境負荷低減に貢献していきたい。」と話した。

 

 

(IRUNIVERSE Hatayama)

 

 

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