世界で初めてLiBを商品化した西美緒氏④ LiBブーム到来の1993年
2020/01/29 18:02
子供は小さく産んで大きく育てよ、とよくいわれるが、LIBも、実際には世の中に初登場した1991年には小規模な生産量だった。だが、1992年に量産ラインを敷設した時は、ビデオ・カメラ部門から、カメラ1台売れれば電池パックは数個必ず売れるといわれ、いよいよ大きく育つ環境が整ったと思った。ところが、ふたを開けてみると、カメラ1台当たりの電池パックは平均1.2個という体たらく、LIBが一人前に育つかどうかさえ危ぶまれた。
関連記事
- 2024/05/02 中国の三元系、LFP系ブラックマス市場近況
- 2024/05/02 EVバッテリーリサイクル、「割の合う仕事」になるか 技術と供給網がカギ
- 2024/05/02 バナジウム電池は重大な市場チャンスを迎えるかもしれない
- 2024/05/02 二次電池輸出入Report #144リチウムイオン電池輸出 欧州向け輸出拡大
- 2024/05/02 炭酸リチウム輸入Report #63 水酸化リチウムとの輸入平均単価差縮小
- 2024/05/02 (速報)2024年4月国内新車販売台数 低迷続くが改善の兆しも
- 2024/05/01 水酸化リチウム輸入Report #63 米中からの輸入増加続く
- 2024/05/01 酸化コバルト輸入Report #60 輸入減少傾向続く中 中国からの輸入増加が目立つ
- 2024/05/01 硫酸ニッケル輸入Report#64 2015年以来の少ない輸入量
- 2024/04/30 ブラックマス市場近況 2024#3 長い低迷期を経てようやく市場回復