2月スタート建値 銅30円引下げ1,160円に、亜鉛3円引き上げ、鉛12円引き下げ
2022/02/01 10:28 FREE
1日、非鉄製錬各社から発表された2月スタート建値は、キロ当たり銅建値30円引下げの1,160円、亜鉛は3円引き上げの469円、鉛建値は12円引き下げ318円。これまでの平均値はいずれもスタート建値に一致。
日本伸銅真鍮削粉が2月1回目の改定で17円値下げ843円でスタート。
LME銅相場は、ロシア・ウクライナ情勢の緊張からアルミ相場高に連れて26日にかけて反騰し3М物で99165.ドルで引けたが、月末間際では米金利引き上げ加速観測と月末の手じまい玉整理から売り優勢となった。末日31日の3М物終値は3日続落9,506.0ドル。一方LME亜鉛相場は、ウクライナ情勢に伴う電力供給不安やLME在庫の着実な減少が下支えしている構図。鉛は現地21日に2,371ドルを付けた以降一貫して続落、31日には2,244.5ドルまで落ち込んだ。
為替は1月確定時1月31日TTS116.44円に対し、足下116.16円で28銭の円高。
LME銅相場 3ヶ月
LME亜鉛相場 3ヶ月
LME鉛相場 3カ月
ドル円為替相場 3ヶ月
(IRUNIVERSE S.Aoyama)
関連記事
- 2025/06/06 2025年4月 鉛くず輸出統計分析 大幅増加 中国向けが倍増以上
- 2025/06/06 亜鉛地金輸出Report #75 4N以上輸出減少続く
- 2025/06/05 2025年4月 粗鉛(ブリオン)輸出統計分析 過去最高の前月からは減少も、前年比は大幅UP
- 2025/06/05 GlencoreがLME倉庫のロシア産銅を継続的に購入 その狙いは世界的な銅サプライヤーの位置?
- 2025/06/05 フジクラ 京都フュージョニアリング 英原子力公社のHTSマグネット領域の研究で成果
- 2025/06/05 精製鉛輸出入Report#126輸出 2025年4月鉛輸出1年ぶり無し 硬鉛韓国向け堅調
- 2025/06/05 精製鉛輸出入Report125輸入 2025年4月 12年ぶり輸入量1千トン割り込む
- 2025/06/05 2025年4月 鉛バッテリースクラップ輸出統計分析 7カ月実績続く 単価は5カ月続落
- 2025/06/05 5月の銅の概況及び6月の見通し 橋本アルミ(株) 橋本健一郎
- 2025/06/05 ドル安などでLME亜鉛続伸、国内建値9円引き上げ、442円に