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三井物産 加Kal Tire社との鉱山用大型タイヤリサイクル事業合弁会社設立

 三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:堀健一、以下「三井物産」)は、大手タイヤサービスプロバイダーであるKal Tire社(本社:カナダブリティッシュコロンビア州バーノン、代表取締役社長:ロバート・フォード、以下「カルタイヤ」)と鉱山用大型タイヤのリサイクル事業に共同で取り組むことで基本合意し、2022年8月に株主間協定書を締結した。

 

 同事業は、鉱山で積みあげられていた廃タイヤを、熱分解処理技術によりカーボンブラック・オイル・スチールに再資源化する商業プラントとしては業界初の事業。具体的には、カーボンブラックはタイヤ原料や工業用ゴム製品に、オイルやスチールは精製用途やスクラップ材として再利用が可能となる。三井物産は、本事業を通じて鉱山の環境・安全面の課題解決を図るとともに、鉱山・タイヤ業界の循環型社会実現を目指す。

 

 カルタイヤは、グローバルに拠点を展開するタイヤサービス事業のリーディングカンパニー。三井物産とカルタイヤは、カルタイヤがチリで操業中のリサイクルプラントを共同事業化し、2023年1月からの商業運転開始を目指す。又、両社は、鉱山用廃タイヤのリサイクル事業をグローバルに展開する計画で、今後、北米、南米、豪州、アフリカでの事業展開を目指す。

 

 三井物産は、1960年代から鉄鉱石などの資源開発に積極的に参画し、日本をはじめとする世界各地域への金属資源の安定供給に寄与してきた。また、サステナビリティ・循環型社会の実現に向け、気候変動をはじめとする地球環境問題への対応を進めている。

 

 そのような取り組みの一貫として“タイヤ”という産業資材の側面から、鉱山が抱えている環境対応・生産性改善・コスト削減等の課題を解決することにより、鉱山業界、ひいては地球規模の環境課題解決に貢献する。

 

 

写真

 

 

カルタイヤの概要

表

 

 

(IRuniverse.jp)
 

 

 

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