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BASF、アジア太平洋地域において複数のサステナビリティ認証を取得

 マレーシア・パシルグダンのエンジニアリングプラスチックのコンパウンド工場が ISCC+ REDcert2 認証を取得

 中国・浦東の TPU 生産拠点が GRS 認証と RCS 認証を取得

 顧客のサステナビリティ目標達成をサポートする強力なポジションを確立

 

 BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)のパフォーマンスマテリアルズ事業本部 アジア太平洋地域は、ユーザーのサステナビリティ目標達成のサポートを目的とした継続的な取り組みの一環として、パシルグダン(マレーシア・ジョホール州)と浦東(中国・上海 )の生産拠点で多数のマスバランス認証を取得した。パシルグダンにあるBASFのエンジニアリングプラスチックのコンパウンド工場は、ISCC+認証(国際持続性カーボ ン認証) REDcert2 認証を取得。中国の浦東にある熱可塑性ポリウレタン (TPU)生産拠点も、GRS 認証(グローバル・リサイクルド・スタンダード) RCS 認証 (リサイクルド・クレーム・スタンダード)を取得している。

 BASF パフォーマンスマテリアル事業本部 アジア太平洋地域のシニア・バイス・プレジデ ントであるアンディ・ポスルスウェイトは次のように述べている。

「これらの認証取得に よって、BASF が持続可能な化学、イノベーション、ベストプラクティスを推進する業界の リーダーであることが証明されました。今回の認証取得によって、私たちはお客様のサステナビリティ目標達成をサポートする際の強力なポジションを確立することができる のです。」

 

 これらのマスバランス認証によって、BASF は以前と変わらない製品性能を保持しなが ら、顧客に認証済みの低炭素のエンジニアリングプラスチックを提供することができる。また GRS 認証、RCS 認証は熱可塑性ポリウレタンの製造に使用されるリサイクル材料の量を検証するものであり、リサイクル材料の使用によって化石由来原料の消費量を削減することができる。

 

 ISCC+認証は国際的に認められたマスバランス方式の認証制度。この規格はバリューチェーンのすべての段階をカバーしており、世界中で使用されている。また、 ISCC+認証には追加の認証オプションが含まれており、あらゆる種類の農林産業原料、 食品、化学・技術物質、バイオベース製品など、バイオマスの実用化が可能な分野をカバーしている。一方 REDcert2 認証は、バイオマスの持続可能な使用のための認証システム。REDcert2規格に基づくマスバランスによって、再生可能資源を販売製品に正しく割り当てられていることが保証される。GRS 認証と RCS 認証は、ともに持続可能な開発に積極的に貢献している。この 2 つの認証は、リサイクルされた材料を確認するだけでなく、原料の投入から最終製品に至るまで材料を追跡して、生産を通じて 責任ある社会的・環境的慣行や化学物質の使用を保証するものだ。

 

■BASF のパフォーマンスマテリアルズ事業本部について

 BASF のパフォーマンスマテリアルズ事業本部は、材料のノウハウを一つに融合し、革新的でカスタマイズ されたプラスチック関連製品とサービスを提供します。本事業部はトランスポーテーション、建築・建設、イ ンダストリアルアプリケーション、消費財という 4 つの主要産業部門で世界的に事業を展開しており、強力な製品・サービスポートフォリオを備え、アプリケーション志向のシステムソリューションを深く理解している。収益性と成長を促進させている主な要素は、顧客との緊密な連携と、明確なソリューション重視の姿勢にある。研究開発の点でも高い能力を有しており、それが革新的な製品やアプリケーションを開発する 基盤となっている。2021 年、パフォーマンスマテリアルズ事業本部は、世界で 72.9 億ユーロの売上高を達成した。詳細は、www.plastics.basf.com を参照。

 

 

(IR universe rr)

 

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