中国CNGRとPT Antam インドネシアのニッケル工業団地の開発で契約締結
2022年11月17日付け現地メディアによると、2022年11月11日、CNGR Advanceced Materials社(中偉新材料科技有限公司、以下CNGR社)は、中CNGR Hong Kong Material Science & Technology Co. Ltd.(中偉新材料科技有限公司:CNGR香港社)を通じて、PT Aneka Tambang(PT Antam)とニッケル鉱石からバッテリー原料生産のための工業地域の建設・開発を行う枠組み合意を締結した。2022年8月5日に両者が締結した協定書(HoA)に続くものである。
今回の合意により、PT Antamは、子会社のPT Kawasan Industri Antam Timurを通じて、南東Sulawesi州PomalaaのPT Antamが保有する鉱業権区域内で工業団地を開発・管理する。また、CNGR社は、PT Pomalaa New Energy Materialを通じて、CNGR社が所有する酸素富化型側面吹付炉(OESBF、oxygen enriched side blown furnace)技術を使用して、電気自動車(EV)バッテリーの原料となるニッケルラテライト鉱石からニッケルマットを生産する処理施設を開発する。処理施設は、2回の開発フェーズを経て、80千t/年のニッケルマットを生産する能力を有する予定である。PT Pomalaa New Energy Materialは、PT Kawasan Industri Antam Timurが管理する工業団地にテナントとして入居する。
工業団地とニッケル加工施設の開発は、2025年に完了し、操業を開始する予定である。(JOGMECニュースフラッシュより)
(IRUNIVERSE/MIRUcom)
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