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米バッテリーサプライチェーン強化の一環でDRコンゴ、ザンビアとMOU締結

 2023年1月19日付けメディアによると、米国は電気自動車(EV)用バッテリーバリューチェーンを強化するため、DRコンゴ及びザンビアとMOUを締結した。本MOUはDRコンゴとザンビアによるEV向けバッテリーサプライチェーンの共同開発を支援するもので、2022年12月の米アフリカ首脳会議において署名された。本MOUにおいては、上流から下流までの生産性の高いサプライチェーン構築というDRコンゴとザンビアの目標に対する支援、及び本プロセスを通じ汚職の防止・検出、汚職に対し法的措置を取るための国際基準の尊重が盛り込まれている。

 

 DRコンゴは世界第1位のコバルト生産国で世界生産量の70%以上を担っており、またザンビアは世界第6位の銅生産国である。銅やコバルトといった鉱物に関する本MOUの内容は世界のエネルギー転換のために重要な役割を果たすとメディアは報じている。

 

 米国国務省広報部の一部であるUS-Africa Regional Media Hubは2023年1月18日に声明を発表し、「EV向けバッテリーサプライチェーンの開発計画は、アフリカにおける高付加価値・持続可能な産業構築のためのオープンで透明性の高い投資を支援するものであり、労働者や地域社会のために公正なエネルギー転換を実現するものである。

 

 米国の民間セクターはプロセスのあらゆる段階において、技術的な知識、資金調達、商業的な開発における多大なリソースとなる。米国政府はDRコンゴ及びザンビアと協力し、民間セクターにとっての公平な競争条件を確保する」と述べた。(JOGMECニュースフラッシュより)

 

 

(IRUNIVERSE/MIRUcom)

 

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