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UBE三菱セメント 世界初、セメント製造プロセスでアンモニア混焼実機試験に着手

 UBE三菱セメント株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小山誠)は、セメント製造プロセスからのCO₂排出削減に向けて、宇部セメント工場(山口県宇部市)のセメントキルン(焼成炉)および仮焼炉においてアンモニアを熱エネルギー源として使用する混焼試験に着手した。セメント製造プロセスの実機レベルでのアンモニア混焼は※世界初の試み。

 

 セメントの中間製品であるクリンカーの製造には、熱エネルギー源として主に石炭を使用する。同社では建築廃材や廃プラスチックを混焼するなど、CO₂排出量削減に向けてさまざまな取り組みを進めている。

 

 アンモニアは燃焼時にCO₂を排出しない次世代エネルギー源として世界的に注目されている。同社は会社統合前の2014年から2018年に宇部興産株式会社として内閣府総合科学技術・イノベーション会議のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)に参画し、「アンモニア混焼セメントキルンの技術開発」に取り組んだ。この研究ではセメント製造プロセスにおける化石由来エネルギー源をアンモニアに置き換える研究開発を進め、小型工業炉での燃焼試験や数値解析を通じて、アンモニア混焼によるセメントクリンカー焼成への影響を評価することに成功している。

 

 今後、混焼率を段階的に上げ(目標30%)、エネルギー転換に関わる課題抽出と対応策の具現化を行い、2050年カーボンニュートラル実現に向けて取り組んでいく。

* ※ 2023年3月時点、当社調べ

 


(IR universe rr)

 

 

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