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カナダNCM、ナミビアでのレアアース採掘に自信 ジスプロジウムとテルビウム

 トロント証券取引所に上場するカナダの鉱山大手ナミビア・クリティカル・メタルズ(NCM)が、ナミビア共和国ロフダル地区でのレアアース採掘に自信を示している。特にジスプロジウムとテルビウムの埋蔵量は世界でも有数としており、開発には合弁を展開する 日本の独立行政法人であるエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の支援が大きいとしている。

 

 ネットニュースのプロアクティブインベスターズが4月19日、NCMのダリン・キャンベル会長の話を伝えた。同会長によれば、ロフダル鉱区は世界に2か所しかないゼロタイム型の鉱山の1つで、NCMは2011年ごろから開発に取り組み、2012年に最初の鉱物を採掘した。その時点では生産量が少なすぎるとの評価だったが、JOGMECとの合弁会社を設立した後の深度ドリルでの再探査の結果、レアアース岩石の埋蔵量の見積もりを当初の600万トンから5300万トンへと大幅に引き上げることができたという。

 

 NCMとJOGMECは2020年に合弁契約を結んだ。NCMのホームページによると、JOGMECは利益の50%を受け取ることを条件に、開発費などとして2000万ドルを支出する。キャンベル会長はプロアクティブインベスターズに対し、日本が進めるレアメタルの脱中国依存に協力する用意があると語ったという。

 

 

(IRuniverse Kure)

 

 

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