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豪VitalMetals SK州レアアースプラントの建設を一時停止

 2023年4月19日付のプレスリリースによると、豪Vital Metals社はNT準州Nechalachoレアアース鉱山にあるTardiff鉱床の開発にさらにフォーカスするにあたり、SK州レアアース抽出施設の建設作業を全て一時停止することを発表した。

 

 同抽出施設では2024年半ばより混合レアアース炭酸の最終製品の出荷を予定しており、それまでは中間製品の販売による収益確保を目指していた。だが現時点で、商業的に見合う条件での中間製品の販売先を確保できなかったという。また加NT準州Nechalachoレアアース鉱山のNorth Tゾーンにおける鉱石の採掘と選鉱の経済性を検討した結果、同プロジェクトの事業規模と操業コストではキャッシュフローが創出されないことが明らかになった。

 

 同施設の建設作業を一時停止することでキャッシュの確保に努めるとともに、同事業の持続可能なビジネスモデルを構築できるよう、第三者機関との提携や資金調達先を模索する。同社は3か月以内に戦略的見直しを完了させる予定である。また建設作業と試運転を迅速に再開できるよう、SK州での労働力を維持する意向である。なお同施設の建設作業は約50%が完了しているとのことである。

 

 という。また同施設はSK州のレアアース下流事業への中間処理能力を有するとし、グリーン経済へのさらなる移行を進めるためには、北米では独自の下流事業が必要であることから、プロジェクト完成のため目的を共有するパートナーと協業することを楽しみにする、と述べている。

 

 同社はTardiff鉱床で約6,700mに及ぶボーリング事業を完了しており、現在、アッセイ結果を待っている。2023年2月に公開された同鉱床の資源量によると、精測+概測+予測資源量は119百万t(品位:TREO 1.4%)で、1.67百万tのTREOを含むと推定されている。この内、ネオジム及びプラセオジムは416千tと推定されており、北米における永久磁石モーター用鉱物の最大供給源となる可能性がある。(Jogmecニュースフラッシュより)

 

 

(IRUNIVERSE/MIRUcom)

 

 

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