新着情報

2024/05/20   コンデンサ国内生産...
2024/05/20   二次電池PSI-R...
2024/05/20   東京製鐵の鉄スクラ...
2024/05/20   フジクラ:社長ミー...
2024/05/20   日本国内光ファイバ...
2024/05/20   国内酸化チタンPS...
2024/05/20   国内伸銅品PSI実...
2024/05/20   アミタHD、インド...
2024/05/20   中国景気刺激策への...
2024/05/20   全固体電池の産業化...
2024/05/20   内モンゴルのリチウ...
2024/05/20   比亜迪(BYD)は...
2024/05/20   第1四半期の世界L...
2024/05/20   雲南省のアルミ企業...
2024/05/20   米国 コバルト過剰...
2024/05/20   DRCコンゴは中国...
2024/05/20   中国のLIB企業は...
2024/05/20   江西省 国内外での...
2024/05/20   週刊バッテリートピ...
2024/05/19   【MIRUウェビナ...

ガリウム価格、前週も上昇 中国規制発表からの上昇率は36%に

 半導体などの素材になるガリウム価格の上昇が進んでいる。7月13日の高値は1kg=360ドルと前日の高値に比べ19.6%上げ、2022年11月以来の高値となった。その後も同水準で推移している、中国商務省と税関総署が7月3日にガリウム関連製品を輸出規制の対象にすると発表してからの上昇率は35.8%に達した。

 

過去3か月間のガリウム価格の推移(EU Freemarket)($/Kg)

 

 

 ガリウムには規制が始まる8月1日を前に、先回り買いが入っている。ただ、同時に規制対象となったゲルマニウムは4月下旬から横ばいで、規制発表後も値動きがない。ガリウムの方がゲルマニウムよりも代替が難しいとの判断から買いが集まっているようだ。

 

 過去3か月間の金属ゲルマニウム価格の推移(9.99%China)($/Kg)

 

 中国の規制に対する反応は各国・企業でさまざまだが、価格面では今後も当面、同様の傾向が続くとみられる。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

関連記事

関連記事をもっと見る