新着情報

2024/05/06   半導体市況近況20...
2024/05/06   2024年3月 粗...
2024/05/06   週刊バッテリートピ...
2024/05/05   米IRA、黒鉛など...
2024/05/04   MARKET TA...
2024/05/03   バナジウム市場近況...
2024/05/03   新旧民間航空機の受...
2024/05/03   民間航空機受注納入...
2024/05/03   日本製鉄:USスチ...
2024/05/03   アングロ買収、グレ...
2024/05/03   MARKET TA...
2024/05/02   中国の三元系、LF...
2024/05/02   6月19日‐20日...
2024/05/02   東京製鐵:省エネ法...
2024/05/02   住友商事:アンバト...
2024/05/02   加パンアメリカンシ...
2024/05/02   6月19日‐20日...
2024/05/02   チタン:貿易統計と...
2024/05/02   EVバッテリーリサ...
2024/05/02   原油価格の動向(5/1)

経産省出資の豪ライナス・レアアース、中期は減益 価格下落響く

 オーストラリアのレアアース(希土類)生産大手ライナス・レアアースが8月29日に自社ホームページ上で発表した2023年1-6月通期決算は、純利益が前年同期比43%減の3億1070豪ドル(約292億円)だった。世界経済の減速による需要減と採掘コストの拡大で世界の資源大手が業績不振を発表する流れに同社も続いた。

 

 ライナスを巡っては日本の経済産業省が2023年3月、ライナスが手掛ける重希土類の生産等に関し総額200百万豪ドル(約180億円)を出資し、日本向けに供給する契約を締結したばかり。重希土類の権益取得は日本初で、注目を集めた。

 

 ライナスの2023年1-6月期は売上高も7億3900万豪ドルと20%減った。レアアースの販売量は前年同期に比べ5%増えたものの、2022年に過去最高値圏にあったレアアース価格が下落し、減収となった。販売コストも15%増え、収益を圧迫した。

 

 ライナスは西オーストラリア州カルグーリーなどオーストラリア国内のほか、米国やマレーシアなどでもレアアースを生産している。日本とはかねて、ネオジムの供給で協力してきた。

 

関連記事: 重希土類 日本初となる権益獲得 JOGMECと双日が豪企業に出資 | MIRU (iru-miru.com)

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

関連記事

関連記事をもっと見る