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経産省出資の豪ライナス・レアアース、中期は減益 価格下落響く

 オーストラリアのレアアース(希土類)生産大手ライナス・レアアースが8月29日に自社ホームページ上で発表した2023年1-6月通期決算は、純利益が前年同期比43%減の3億1070豪ドル(約292億円)だった。世界経済の減速による需要減と採掘コストの拡大で世界の資源大手が業績不振を発表する流れに同社も続いた。

 

 ライナスを巡っては日本の経済産業省が2023年3月、ライナスが手掛ける重希土類の生産等に関し総額200百万豪ドル(約180億円)を出資し、日本向けに供給する契約を締結したばかり。重希土類の権益取得は日本初で、注目を集めた。

 

 ライナスの2023年1-6月期は売上高も7億3900万豪ドルと20%減った。レアアースの販売量は前年同期に比べ5%増えたものの、2022年に過去最高値圏にあったレアアース価格が下落し、減収となった。販売コストも15%増え、収益を圧迫した。

 

 ライナスは西オーストラリア州カルグーリーなどオーストラリア国内のほか、米国やマレーシアなどでもレアアースを生産している。日本とはかねて、ネオジムの供給で協力してきた。

 

関連記事: 重希土類 日本初となる権益獲得 JOGMECと双日が豪企業に出資 | MIRU (iru-miru.com)

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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