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サトーHD ナカダイ駒形工場でトレーサビリティーシステム構築PoC、2024年4月から

—「第1回 CPQサミット」にも登壇—
 サトーホールディングス株式会社(本社:東京都港区)と株式会社ナカダイホールディングス(本社:東京都品川区)は、廃棄物の回収から処理、再生材生産までの一連の工程を可視化し、より高度な廃棄物処理・リサイクルを実現するトレーサビリティーシステム構築と実用化に向けたPoC(実証実験)を、ナカダイ駒形工場にて2024年4月より開始する。“国産資源”としての再生材の安定的供給と質を担保するサーキュラーエコノミー(循環経済)を推進する施策になる。また、2024年2月28日(水)、29日(木)に都内で開催される「第1回 CPQ(サーキュラーパーク九州)サミット」において、サトーHD代表取締役社長の小沼宏行氏が登壇する。


ナカダイ駒形工場で実施するPoCの概要
 サトーHDとナカダイHDの技術を資源循環のために融合し、サーキュラーエコノミーの実現に向けて、資源調達から廃棄までのすべての情報とプロセスの可視化、システム化を確立するPoC。サトーHDが持つバーコードやRFIDなどの自動認識技術を用いたソリューションにより、食品や医薬品のトレーサビリティー構築の支援ノウハウを、廃棄物処理の分野に活かす新たな取り組みだ。

 


 

①廃棄物回収・保管などのスマート化
 ナカダイに廃棄物処理を委託する企業の廃棄物置き場にカメラを設置し、AIを活用して集積状況を可視化することで最適な配車・回収計画に活かす。
 
②ナカダイのリサイクル工場における処理~再生材生産までの工程可視化
 回収した廃棄物にはあらかじめIDを付与し、ナカダイが所有するリサイクル工場への入荷から処理、再生材生産までの各工程とひも付け記録をしていくことで、処理・生産工程のトレーサビリティーに必要な情報を収集する。これにより、廃棄物を再生材として活かすための回収・保管・分別・運搬の最適化と、処理工場に搬入後、廃棄物から再生材を生産する処理工程の最適化の両面を図り、不安定、不定量の廃棄物から、安定、定量、品質の担保された再生材の活用を促進していく。さらに、リサイクル率や廃棄物処理の工程で発生したGHG排出量といった情報も可視化し、関係者に共有することで、リサイクルしやすい製品開発や企業のESG情報、将来の「デジタルプロダクトパスポート※」などの情報開示に役立てていく抱負だという。
※デジタルプロダクトパスポート(Digital Product Passport):デジタル技術を用いて、製品の製造元や原材料データ、リサイクル性などの情報を記録し、製品のライフサイクル上で共有できるようにすること。

 

サーキュラーエコノミーにおける社会課題とは
 持続可能な社会を構築するために、使用後の製品を廃棄物とせず資源として循環させることが求められている。しかし多くの廃棄物処理の現場では、廃棄物が出る時期・量は不安定、不定量であり、効率的な回収や処理の計画が立てにくいという課題がある。昨今、世界的にも注目されるサーキュラーエコノミーの実現に向けては、安定的、定量的なリサイクルに加えて、“国産資源”として再生材を生産していくことが重要にも関わらず、実態は生産工程や品質情報などの可視化(=トレーサビリティー)も進んでおらず、供給と品質両面の不安が企業や社会のサーキュラーエコノミーへのシフトを阻む要因となっている。

 

「第1回 CPQサミット」とは
 サーキュラーパーク九州株式会社が主催し、迅速な資源循環ネットワーク構築、および異業種間での情報交換による協業の促進を目的として開催されるサミット。すでに実践・実装している循環ビジネスを紹介し、同社がめざす未来、業界・業種を超えたサーキュラーエコノミーの実現を体感できる。サトーHDからは代表取締役社長の小沼宏行氏が登壇。「タギングとサーキュラーエコノミーの実現にむけて」と題し、動脈産業で蓄積したモノと情報をつなぐデジタル技術の知見・経験を、静脈産業へ活かす取り組みについて話す。

 

「第1回CPQサミット」開催概要
日時 2024年2月28日(水)・29日(木)
会場 サトーホールディングス株式会社・本社(東京都港区芝浦3丁目1番1号msb Tamachi 田町ステーションタワーN26階)
※28日はオンライン限定イベント。
※29日はサーキュラーパーク九州事業参画者限定イベント。

 

イベントの詳細、申し込みは、下記の主催者ホームページを参照。
https://www.cpq.co.jp/news8.html


 サトーHD代表取締役社長 小沼宏行による「タギングとサーキュラーエコノミーの実現にむけて」は2月28日(水)11:30より登壇予定。

 

(IR universe rr)

 

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