中国 スクラップ輸入規制緩和 様子見決め込むも高値への警戒必要か!?―― 11月15日スタート
2024/11/11 22:31
一定の基準を満たす銅、アルミスクラップの輸入を認める中国の新たな規制緩和措置が15日からスタートする。2017年から2019年末にかけて実施された金属スクラップを含む同国の固形廃棄物の輸入禁止措置を前提に構築された既存のアジアのリサイクル資材の物流地図に、これでどんな変化が生まれ、日本市場にその波頭が押し寄せるのか。「15日以降の中国の動向を見極めたい」と、冷静に受け止める国内問屋が多いが、トランプ氏の大統領返り咲き確定で、それをはやす形で市場のボラテリティが激しさを増しているだけに、高値警戒モードを引き上げておく必要はありそうだ。
関連記事
- 2025/06/19 アルミUBC自治体入札2025#13 東京都柳泉園7‐9月渡しは286円の落札
- 2025/06/19 LME銅相場、バックワーデーション現象さらに進行――現先物の値差は150ドル幅に
- 2025/06/19 タケエイ 札幌のイーアンドエムを買収
- 2025/06/18 国際商流の混乱で北米産ゾルバ、波乱の芽に――タイのシップバック、米中摩擦が背景に
- 2025/06/18 アルミUBC自治体入札2025#12 秋水園7‐9月渡しは285円台の落札
- 2025/06/18 アルミUBC自治体入札2025#11 埼玉県戸田、蕨7‐9月渡しは285円台の落札
- 2025/06/18 SWCC:スモールミーティングを開催
- 2025/06/18 日本電線工業会出荷レポート#63アルミ電線 2025年電力向け出荷増加 銅電線代替え進む
- 2025/06/18 日本電線工業会出荷レポート#62銅電線 全般的に減少する中 自動車向け出荷量回復
- 2025/06/18 中東情勢でLME銅は高下、有事のドル買い円安進行で国内銅建値20円引き上げの1,470円に