中国 スクラップ輸入規制緩和 様子見決め込むも高値への警戒必要か!?―― 11月15日スタート
2024/11/11 22:31
一定の基準を満たす銅、アルミスクラップの輸入を認める中国の新たな規制緩和措置が15日からスタートする。2017年から2019年末にかけて実施された金属スクラップを含む同国の固形廃棄物の輸入禁止措置を前提に構築された既存のアジアのリサイクル資材の物流地図に、これでどんな変化が生まれ、日本市場にその波頭が押し寄せるのか。「15日以降の中国の動向を見極めたい」と、冷静に受け止める国内問屋が多いが、トランプ氏の大統領返り咲き確定で、それをはやす形で市場のボラテリティが激しさを増しているだけに、高値警戒モードを引き上げておく必要はありそうだ。
関連記事
- 2025/07/04 日立建機、ザンビアの部品再生工場を拡張 投資金額は約25億円
- 2025/07/04 7月の世界経済 「運命の9日」で一変か 野村・高島氏 関税延長なら経済にプラス
- 2025/07/03 揺れる非鉄金属スクラップ問屋経営のいま6 持ちつ持たれつの日中問屋関係ー国内資源循環に貢献する中華系
- 2025/07/03 鉄鋼・非鉄関連会社の決算発表予日定一覧 :いつもより1週間程度早い
- 2025/07/03 豪州からの風#41 来年は金が輸出額3位との予想 政府発行「資源・エネルギー季刊誌」より
- 2025/07/03 青銅条輸出レポート#32 2025年1-5月輸出量 3年ぶりに減少
- 2025/07/02 ペルー、銅の輸送が混乱か 違法採掘者が道路封鎖、軋轢絶えず 外電報道
- 2025/07/02 6月の銅の概況及び7月の見通し 橋本アルミ(株) 橋本健一郎
- 2025/07/02 6月のアルミ概況および7月の見通し 橋本アルミ(株) 橋本健一郎
- 2025/07/02 銅板輸出Report #69 米国のAI関連データセンター向け輸出急増