日本冶金工業 川崎製造所の薄板工場内に新冷間圧延機を導入――今週稼働予定
2024/12/16 21:16 FREE
日本冶金工業は16日、川崎製造所(川崎市川崎区)の薄板工場内に新冷間圧延機を導入し、併せて建屋増築の竣工式・起動式を13日に行ったと発表した。新冷間圧延機は最終的な試運転を実施した後、今週から本格稼働する予定だ。
新冷間圧延機に採用されているスプリットブロック方式は、ロール群を支えるハウジングが上下に分割した構造となっており、それにより圧延のロール間隔が大きく開けられ、通板作業の容易化や設備トラブル時の処置作業時間の短縮も可能になるという。また、従来では測定できなかった圧延時の反力測定も実施でき、高性能な自動制御機能と組み合わせることで、オペレーション負荷も大幅に改善されるという。
(IRuniverse G・Mochizuki)
関連記事
- 2025/08/04 タイヤ:25年6月のタイヤ生産・販売について
- 2025/08/04 トヨタの有人与圧ローバーは再生可能燃料電池が要
- 2025/08/04 TECHNO FRONTIER2025 モータ技術展で注目のJFEの高シリコン鋼板スーパーコア戦略②
- 2025/08/03 週刊バッテリートピックス「CATL33%増益」「オークネットの中古電池診断時間5分に」など
- 2025/08/02 欧州からの風:July 2025 仏ルノーが推進する自動車のサーキュラーエコノミー戦略の現状は?
- 2025/08/01 (速報)2025年7月国内新車販売台数 2025年に入って初めて前年同月比マイナスへ
- 2025/08/01 アルミ合金&スクラップ市場近況2025#14 国内・海外原料高でコストプッシュ型の色合い鮮明に
- 2025/08/01 モータ技術展で注目のベンチャーNETX COREのアモルファスモーターコア戦略
- 2025/07/31 TECHNO FRONTIER2025 モータ技術展で展示されたエクセディのモーターコア戦略
- 2025/07/31 韓国LG系、テスラにLFP電池供給か 米企業の調達多角化で、米韓は輸入関税15%で合意