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パナソニックエナジー、守口拠点内で国際規制物資を発見―人体への影響なし

 パナソニックエナジーは14日、同社の守口拠点内で、薬品廃棄に伴う整理中に国際規制物資である酢酸ウラニルが発見されたと報告した。

 

 同社は、「詳細な記録は残っていませんが、仕入先への確認により法律の規制対象となる以前に購入されたものと思われます」と報告したうえで、適正な保管や再発防止の取り組みに努めるとしている。

 

 酢酸ウラニルは、透過電子顕微鏡を用いた研究が盛んに行われていた1955年~75年ごろにかけて、電子顕微鏡観察の検体染色として普及。一般的に流通する規制対象外の研究用試薬として使われていたが、77年に国際規制物資として規制の対象となった。

 

 今回発見された酢酸ウラニルの放射線量は、試薬瓶表面から10cm離れた位置で0.08μSv/h(マイクロシーベルト毎時)であり、通常の自然環境下での放射線量と同レベルとのこと。人体への影響はなく、関係者からの健康被害の報告もないという。

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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