2026年4月初めまでのバナジウム価格は上昇基調が続く。五酸化バナジウムは2年ぶり、フェロバナジウムは2年半ぶりのそれぞれ高値圏にある。五酸化バナジウム価格は足元で調整の動きもみられるが、供給不安がくすぶる中、上向きの方向性は崩れていない。
■製鉄所もコスト圧力、高値調達維持できず
過去3か月間の五酸化バナジウム価格の推移(V205 fob China)($/lb Vo205)

五酸化バナジウムは3月26日に仲値$5.33/lbを付けた。3月13日に$5.405と2024年3月以来2年ぶりの高値を付けたが、そこからは調整している。
過去3か月間のフェロバナジウム価格の推移(V78%min US$/kg EU)($/kg)

鉄鋼向けのフェロバナジウムは強さが続く。3月19日に$29.15/kgと、2023年9月以来の高値に上げた。3月6日に$28の節目を回復したのに続き、$29の関門も超えた。$30の大台を前にやや足取りは鈍っている。
中東紛争の勃発も先行きのバナジウム供給不安に結びつき、価格押し上げの遠因になっている。Ferroalloynetは3月27日までの週刊レポートで「月初に大手企業が供給を鈍らせる場面があった」と指摘した。
ただ、調達側の製鉄所は入札数に限りがあるのと、インフレによって他の生産コストも値上がりしているため、バナジウムを高値で調達し続けるのは難しい。Ferroalloynetは「足元では様子見気分も出始めている」と分析した。
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3月25日
独立行政法人ネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は3月25日、ホームページ上で、「太陽鉱工傘下の太陽鉱工事マレーシアに対し、1400万マレーシアリンギット(日本円 約5億5,800万円)を出資した」と発表した。太陽鉱工マレーシアが手掛けるバナジウム精製事業を支援する。
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3月17日
オーストラリアのクイーンズランド(QLD)州政府は3月17日、バナジウムを含む資源探査について「新たな入札を行う」と発表した。応札期間は3月5日-5月14日。
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(IR Universe Kure)