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UAEのアルミ精錬所、爆撃で操業停止か・外電 中東最大、国際価格は高止まり

2026/04/02 13:14
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UAEのアルミ精錬所、爆撃で操業停止か・外電 中東最大、国際価格は高止まり

 米ブルームバーグ通信は4月2日、「アラブ首長国連邦(UAE)国営のアルミニウム製錬大手エミレーツ・グローバル・アルミニウム(EGA)が、一部製錬所の操業を停止したと伝えた。3月末にイランのミサイルとドローンによる攻撃を受けたため。先行きの供給不安が高まり、ロンドン金属取引所(LME)のアルミ価格は4年ぶりの水準で高止まりしている。

■被害状況明らかに、停電で操業できず

 

プレスリリース:EGA Al Taweelah site at KEZAD sustains significant damage

 

 EGAは3月28日、自社ホームページ上で、「アブダビ郊外にある同社のアル・タウィーラ製錬所がイランの攻撃の被害に遭った」と発表していた。ただ、この時点では被害状況は確認中。従業員数名が負傷したが、命にかかわるものではないとしていた。

 その後にブルームバーグが報じた被害状況は、精錬所は攻撃で停電し、ポットラインと呼ばれる製錬設備が制御不能となり停止を余儀なくされた。製錬回路内で金属が凝固し、操業に甚大な損害が生じたという。

■バーレーンでも被害、原料不足も深刻

 

 

 中東では、バーレーン国有のアルミニウム・バーレーン(Alba、アルバ)も3月29日、「3月28日に同社の施設がイランの攻撃を受けた」と発表していた。こちらはまだ被害状況を確認中。アルバは紛争開始直後の3月初めに、既に製品の出荷停止が伝わっていた。

 

プレスリリース:Alba facility was subject to an Iranian attack on Saturday 28 March 2026

 

 アル・タウィーラ製錬所の2025年のアルミ精錬量は160万トンで、アルバも同程度とされる。ブルームバーグによれば、中東全体の世界のアルミ供給に占めるシェアは約9%。直接に攻撃対象にならないまでも、ホルムズ海峡の事実上封鎖で中東のアルミ企業は深刻な原料不足にも直面している。

 

過去5年間のLMEアルミ価格の推移($/ton)

 

 精錬品の供給不安から、LMEアルミ価格は3月31日に現物$3585/tonと、前日から3%上昇した。4月2日は$3583.5とやや落ち着いたが、2022年3月下旬以来ほぼ4年ぶりの高値圏にある。

 

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(IR Universe Kure)

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