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週刊バッテリートピックス「ソフトバンク電池参入」「SMMがリサイクルフォーラム」など

2026/05/18 07:00
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週刊バッテリートピックス「ソフトバンク電池参入」「SMMがリサイクルフォーラム」など

 2026年5月11日~5月17日のバッテリー業界では、ソフトバンクの国産電池事業への参入発表が大きなニュースだった。連休前から観測があったが正式発表となった。決算発表期とあり大手企業の事業計画も相次いだ。国際会議も多く、SMMのリサイクルフォーラムにはIR Universeもメディアパートナー企業として参加した。

<国内>

●東洋製罐、オランダ2機関とペロブスカイト太陽電池で協力

 製缶最大手で車載電池部材も手掛ける東洋製罐グループホールディングス(本社:東京・品川)は5月15日、「オランダ2機関とペロブスカイト1型フレキシブル太陽光発電パネル事業で協力することで合意した」と発表した。

 協力するのはペロブスカイト太陽電池セルのペロビオン・テクノロジーズ(Perovion Technologies B.V.、本社:オランダ)とオランダ応用科学研究機構(Netherlands Organization for Applied Scientific Research、TNO、本部:オランダ 南ホラント州ハーグ)。ペロビオンはTNOからのスピンオフ企業だ。3社・機関は技術・事業面における戦略的パートナーシップを構築する。

 

プレスリリース:欧州最大級の研究機関TNOからスピンアウトしたPerovionを含む三者で、ペロブスカイト太陽電池のグローバルな社会実装に向けた連携体制構築に合意|ニュース|東洋製罐グループホールディングス株式会社

 

●パナ、燃料電池開発で新拠点

 パナソニックエレクトリックワークスは5月15日、新たに燃料電池開発拠点を開設したと発表した。

 

関連記事:パナソニック、燃料電池開発拠点を集結―基礎研究から製品化までを一気通貫

 

●古河電池、鉛蓄電池を値上げ 7月から

 古河電池は5月15日、自動車用鉛蓄電池や二輪車用鉛蓄電池について、2026年7月1日出荷分から10%以上値上げすると発表した。

 

関連記事:古河電池自動車・二輪車用鉛蓄電池を10%値上げ

 

●住友金属鉱山、オセアニアEV事業強化 26年度はリサイクルプラントの建設も予定

 住友金属鉱山は5月15日、グループの住友商事との間で、オセアニアでの電気自動車(EV)などの電池リサイクルの事業化調査に関する覚書を締結したと発表した。

 同社は5月11日には2026年度の設備投資計画を発表。リチウムイオン二次電池リサイクルプラントの建設などを予定しているとした。

 

関連記事:住友金属鉱山、オセアニアにおける電池リサイクルの事業化調査を開始―住友商事と覚書締結

関連記事:住友金属鉱山、LIBリサイクルプラント建設などに1225億円投資へ―2026年度設備計画

 

●TDK、27年3月期に電池事業に2000億円投資へ

 TDKは2027年3月期に電池事業に2000億円を投じる見通しだ。斎藤昇社長の話として、日本経済新聞や米ブルームバーグ通信が5月14日に伝えた。

 

●三井金属、主要顧客に固体電解質を提供へ

 三井金属は5月13日、同社の固体電解質を、2027~28年の実用化を目指す主要顧客の全固体電池に提供することが決まったと発表した。

 

関連記事:三井金属、主要顧客の全固体電池にA-SOLiD®を提供決定

 

●ソフトバンク、国産電池参入を正式発表

 ソフトバンクは5月11日、自社ホームページ上で、「ギガワット規模の電池事業に着手する」と正式に発表した。革新型バッテリーセルや、先進技術を搭載した蓄電システムを展開する。

 同社の電池事業については4月に報道があり、5月の決算発表に合わせて正式な発表があるとみられていた。

 

ソフトバンクの電池事業のイメージ

(出所:ソフトバンク発表資料)

 

関連記事: 週刊バッテリートピックス「ソフトバンクがAI向け電池工場か」「中国がリサイクル促進」など

 

<海外>

●中国・深圳で「第18回国際電池技術交流会・展示会」

 中国の電池関連の国際展示会である「第18回国際電池技術交流会・展示会」が5月13~15日、深圳市で開催された。世界90以上の国・地域から3000社以上が出展した。

 

 

ホームページ: China International Battery Fair

 

●中国の研究チーム、水素陰イオンの新タイプ実証 全固体電池のカギ

 

 

 中国の国家施設である中国科学院の大連化学物理研究所は5月13日、ホームページ上で、「同所の研究チームが、全固体電池のカギである水素陰イオンの新タイプの実証に成功した」と発表した。

 水素陰イオンは全固体電池の電気伝導に寄与する荷電粒子の1つとされるが、自然条件下では不安定だ。研究ではこれについて、水素と金属を電極とする気・固相陰イオン電池のプロトタイプを開発し、弱点を克服した。

 

プレスリリース:我所开发出首例气—固氢负离子原型电池并实现常温常压高效储氢

 

●「2026 SMM (第3回) 世界リサイクル金属産業サミットフォーラム・電池リサイクルフォーラム」開催 IRuniverseメディアパートナー

 中国の金属市場調査会社Shanghai Metals Market (SMM)が主催する「2026 SMM (第3回) 世界リサイクル金属産業サミットフォーラム・電池リサイクルフォーラム」が5月11-12日、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(千葉県浦安市)で開催された。IRuniverseもメディアパートナー企業として参加した。

 

関連記事:アーカイブ/Archive :SMM Global Renewable Metal Industry Summit 世界リサイクル金属産業サミットフォーラム

 

●コンタクトレンズにも固体電池 ドバイ企業

 

スマートコンタクトレンズのイメージ

(出所:XPANCEO発表資料)

 

 スマートコンタクトレンズの開発を手がけるXPANCEO(本社:アラブ首長国連邦ドバイ)は4月29日、自社ホームページ上で「フランスの固体電池スタートアップITENと共同で、マイクロ固体電池を内蔵したARコンタクトレンズの概念実証を開発した」と発表した。

 XPANCEOはARや健康モニタリング機能を備えたスマートコンタクトレンズを開発する。電源には極薄で目に直接装着しても安全な電池が必要となる。

 

プレスリリース:XPANCEO

Kure

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