初期の成功体験が新事業展開の足かせとなる 日本のある電機メーカー盛衰記
2018/10/07 08:59
高度成長期に筆者は学校を卒業しある新興オーディオメーカーに就職した。昭和45年(1970年)のことである。その会社の創業は戦前にさかのぼり音響スピーカーを製造販売していた。入社当時は経済成長の波に乗り、オーディオ製品は高価ではあったが、販売は好調であった。筆者は入社後音響研究所に配属になり、ポストオーディオである映像製品の研究開発部門に配属された。当時録音記録できるテープレコーダ-や録画できるビデオテープレコーダ(VTR)といった商品は主に放送局や産業用としては普及していたが、一般コンシューマ用
関連記事
- 2025/08/04 猛暑日本に! ヤード条例に! SDGs時代にFRP素材のエコ敷板 宏幸
- 2025/07/31 エアコンの回収率向上を―家電製品協会・星野環境部長に聞く
- 2025/07/30 【貿易統計/日本】 2025年6月のE-Waste輸出入推移一覧表
- 2025/07/30 2025年5月 E-SCRAP輸出入統計分析 スペイン品急増で輸入金額は前月超え、累計輸入金額は依然前年割れ
- 2025/07/25 「関税の動向を注視し情報収集に努めていく」―― 日本鉱業協会会見
- 2025/07/18 E-SCRAP市況近況2025#3 余剰感強まる低品位基板――E-scrapビジネスに変化の可能性!?
- 2025/07/17 鉱業政策促進懇談会 令和8年度鉱業政策の要望書を採択――非鉄金属の一層の安定供給確保へ
- 2025/07/11 バーゼル改正で非有害電子廃棄物もPIC対象に
- 2025/07/08 豪州初のリチウム電池・機器内蔵電池破砕工場は9月開設予定 豪EcoCycle社
- 2025/07/08 鉄鋼・非鉄関連会社の決算発表予日定一覧:最終版