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TRE CCUS技術開発に関する共同研究契約締結

 TREホールディングス㈱は、国立大学法人山形大学工学部(以下、山形大学)および日本大学工学部(以下、日本大学)と、再生骨材・砕石等のリサイクル製品の製造工程における、CCUS技術開発に関する共同研究(以下、本研究)契約を締結した。

 

 

1. 本研究の背景

 同社グループでは、高度循環型社会及び脱炭素社会の実現に向けて、廃棄物を資源としてリサイクル製品化するために、中期経営計画において技術開発を重要な課題の一つとして積極的に取り組んでいる。同社の連結子会社である東北交易株式会社(福島県福島市)は、既にバイオマス発電所の焼却灰、ばいじん、汚泥、鉱さい等を処理・リサイクルする過程における重金属の溶出や、リサイクル製品に含まれる重金属量を抑えるために、産学連携による研究に取り組んできた。

 

 従来の研究をさらに進めて、特に脱炭素社会の実現に貢献するCCUS技術に基づいた新たなリサイクル製品の事業化を目指すために、山形大学ならびに日本大学との共同研究契約を締結。従来からの研究に基づいた、焼却灰、ばいじん等をリサイクルした再生骨材・砕石等を製造する際に、一部の重金属類を不溶化する技術(土壌環境基準)については特許出願中だ。

 

 

2. 本研究契約の主な内容

 ① 二酸化炭素の回収、利用、貯蔵(CCUS)に関する研究および事業化検討

 ② 再生砕石等への二酸化炭素固定化技術の研究・技術指導

 ③ 環境負荷低減に係る土木資材及び環境資材等の開発

 ④ 焼却灰、ばいじん、汚泥、鉱さいからの重金属溶出抑制剤及び含有除去技術の開発、ほか 

 

 

3. 今後の展望および見通し

 同研究に関する2023年3月期の業績に伴う影響は軽微。

 

※CCUS:「Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage」の略称。排出されたCO2を回収・貯留し、新たな商品やエネルギーに変える事でカーボンをオフセットする技術で、カーボンニュートラルの観点からも、近年世界的に注目され始めている。

 

 

図

 

 

(IRuniverse.jp)

 

 

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