富士加飾社長列伝(後編) SDGs視点でrCF(リサイクル炭素繊維)を普及させたい
2022/11/04 14:26
クロムモリブデン鋼や溶接材の研究から始まり、ガスクロノメーターや航空機のディスクブレーキの材料開発など様々な分野に携わってきた杉野氏だが、この中で最も長く取り組んできたのは、CFの技術開発だった。きっかけとなったのは、神戸製鋼が東芝から依頼されたノートパソコンの筐体製造。筐体は薄くて軽いほうがよい。そこで、強度の強い薄肉CFRP(炭素繊維強化熱硬化樹脂)をつくるため、繊維配合の仕方や金型設計で工夫を凝らした。
関連記事
- 2025/05/02 タイヤ:25年2月のタイヤ生産本数販売本数について
- 2025/05/02 リサイクルタウンの中核担うスーパーカーテンダー九州―タウ・宮本社長に聞く
- 2025/05/01 アジアン廃プラマーケットレポート2025年4月② トランプ関税がもたらす樹脂市場の混乱
- 2025/05/01 アジアン廃プラマーケットレポート2025年4月 やや持ち直す再生ペレット市場と苦境のバージン材料市場
- 2025/04/30 第5回サーキュラーエコノミーシンポジウム詳報4〜キヤノン、トヨタ
- 2025/04/30 欧州からの風:2025 April「EU使用済自動車規則案:揉めるプラスチック再生材含有ターゲットの行方は?」
- 2025/04/30 第5回サーキュラーエコノミーシンポジウム詳報3〜金城産業、ベステラ、Rジャパン
- 2025/04/30 第5回CEシンポジウム in NAGOYA講演詳報1 ――中部経産局、栗田、ケミカルリサイクル
- 2025/04/30 電力取引量(25年4月)
- 2025/04/30 【貿易統計/日本】 2025年3月の廃プラスチック輸出入統計