米国でウラン鉱山の再開や増設の動きが相次いでいる。脱炭素への取り組みを加速させる手段として原子力発電が再び注目されているためで、2011年の東京電力福島第１原発事故の後、「見捨てられた」状態にあった米国のウラン生産が息を吹き返そうとしている。歴史的高騰の反動で2月以降、下落していたウラン価格は再び上昇に転じており、業界関係者や投資家の期待が一段と高まっている。

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