SUMCO(3436) AI半導体向ウェーハが予想以上も、その他の回復が鈍い
2024/05/10 08:51
24/12期1Q決算はAI半導体向けウェーハの需要が想定上であったことに加え、円安などの恩恵もあり会社想定を上回る着地となった。新規に公表した2Qの会社計画は自動車・産業機械向け需要が本格回復には至らないとの見通しとなった。会社は24年の300ミリウェーハの需要は横ばいとの従来見通しを継続している。新規設備投資に伴う減価償却負担増が今下期から更に収益を圧迫するため、IRUとしては今24/12通期の営業利益は500億円、前年比54%減益となり、来25/12期は営業増益に転じるも最高益の60%程度までの回復に留まると予想する。
関連記事
- 2024/05/18 SDGs花盛りの時代に・・改めてのリサイクル「考」&「喝」
- 2024/05/16 宇部マクセル リチウムイオン電池用セパレータ設備増強
- 2024/05/15 バルカー(7995)24/3期WEB決算メモ ポジティブからニュートラルに変更
- 2024/05/14 三和油化工業:2024年3月期 決算短信を発表
- 2024/05/14 メカニカルか?ケミカルか? リサイクル手法巡るホットな論争の行方は⁉――BIR
- 2024/05/14 いわばケミカルの電炉!BASF、SABIC、Linde3社、世界初大規模電気加熱式スチームクラッカーを稼働
- 2024/05/13 村田製作所:使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組む「株式会社アールプラスジャパン」への出資
- 2024/05/13 出光 e-メタノールの供給網構築に向け、HIF Global 社へ出資
- 2024/05/10 レゾナック エマルジョングループ製品の販売価格改定
- 2024/05/08 旭化成、三井化学、三菱ケミカル 西日本でのエチレン製造でCN実現に向け3社連携