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UACJ:グリーン原料を用いた「ALmitas+ SMARTマスバランス」認証の調達原料と対象製品群を拡大

 2024年5月17日、UACJは「グリーン原料を用いた「ALmitas+ SMARTマスバランス」認証の調達原料と対象製品群を拡大—環境保証材の展開拡大で、環境負荷低減へ—」を発表した。詳細は以下。

 

 株式会社UACJ(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中信二)は、グリーン原料を用いた環境保証材「ALmitas+ SMARTマスバランス」認証について、2023年4月の展開開始以来、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表執行役社長兼最高経営責任者:内田誠)や積水樹脂プラメタル株式会社(本社:長野県上伊那郡辰野町、代表取締役社長:髙林周⼀郎)に採用いただいてきましたが、2024年5月から調達原料と対象製品群を拡大することを決定しましたので、お知らせします。

 

 UACJは2023年4月に「ALmitas+ SMART」の展開を開始し、グリーン電力に由来するアルミ新地金やクローズドループで回収された端材などを板材に利用していることをマスバランス方式※1で保証してきました。このたび、サプライチェーン管理を通じた環境負荷のさらなる低減のため、インプットとアウトプットの両方でマスバランスの対象範囲の拡大を図りました。インプットとしては、利用する再生原料の種類を拡大したほか、製造工程での再生可能電力の利用の証明を開始しました。また、アウトプットとなる対象製品については、従来の板材に加えて押出材も対象とし、運用していきます。従来同様、原料に由来する排出量とUACJの製造工程のScope1・2※2に基づき、原材料の採掘から製品出荷までの工程全体(Cradle to Gate)でのGHG排出量を算出し、第三者検証※3を受けた保証書付きで提供します。これにより、お客さまの環境対応の選択肢が増え、より幅広い製品群で保証に基づいた環境負荷低減の実現が可能となります。

 

 

 

UACJは今後も、アルミニウムのサーキュラーエコノミーの心臓の役割を担うべく、サプライチェーン全体で協力し、活動してまいります。

  • ※1 マスバランス方式:GHGプロトコルやISO22095規格などで定められている管理手法の一つ。さまざまな由来や性質を持つ原料・製品を混合して管理する手法。他の素材産業においても導入が進められている。
  • ※2 Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)。
    Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出。
    Scope3:Scope1・2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)。
  • ※3 運用の適切性に関する第三者機関(日本検査キューエイ株式会社)の検証(限定的保証)。

 

 

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