アルミ対日プレミアム交渉 7-9月は172ドルで決着――前期比大幅高に
2024/07/24 12:57
アルミニウム地金の7~9月期の対日プレミアム交渉は、1トン172ドルで決着した。売り手の高唱えに需要家側が難色を示し、6月中に合意できず、交渉は7月にずれ込んでいた。オファー価格は下回ったものの、大幅高となった前期(4~6月期)の妥結水準をさらに16~19%上回る高値での幕引きとなった。欧州の景気底入れを見越した需給逼迫観測も重なり、需要家側が譲歩を余儀なくされた形だ。
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