アルミ対日プレミアム交渉 7-9月は172ドルで決着――前期比大幅高に
2024/07/24 12:57
アルミニウム地金の7~9月期の対日プレミアム交渉は、1トン172ドルで決着した。売り手の高唱えに需要家側が難色を示し、6月中に合意できず、交渉は7月にずれ込んでいた。オファー価格は下回ったものの、大幅高となった前期(4~6月期)の妥結水準をさらに16~19%上回る高値での幕引きとなった。欧州の景気底入れを見越した需給逼迫観測も重なり、需要家側が譲歩を余儀なくされた形だ。
関連記事
- 2025/09/03 8月のアルミ概況および9月の見通し 橋本アルミ(株) 橋本健一郎
- 2025/09/02 上がり続けるUBC相場、一服の声聞かれるも、天井はいずこ!?――ペレット動向に変化の兆し
- 2025/09/01 アルミ合金&スクラップ市場近況2025#16上値を試す展開続く、国産ADC再び400円台乗せ
- 2025/09/01 UACJアルミセンター、グリーン新地金100%のアルミ汎用薄板発売へ
- 2025/09/01 2025年8月LMEアルミ&NSP相場推移 銅連に連れて3カ月ぶり小反落
- 2025/09/01 (速報)2025年8月国内新車販売台数 2か月続けて前年同月比マイナス
- 2025/09/01 LME Weekly 2025年8月25日-29日 米追加利下げ観測のなかCu、Niは約1カ月ぶり高値に
- 2025/08/31 豪South32社 堅調な通年財務業績を報告 世界のエネルギー転換に伴うポートフォリオ変革も継続
- 2025/08/29 AeroEdge、チタンアルミブレードの新材料量産へ50億円超規模の設備投資実施へ
- 2025/08/29 神商精密 真岡市と工場建設用地の予約譲渡協定締結――アルミ精密加工事業の拠点に