アルミ対日プレミアム交渉 7-9月は172ドルで決着――前期比大幅高に
2024/07/24 12:57
アルミニウム地金の7~9月期の対日プレミアム交渉は、1トン172ドルで決着した。売り手の高唱えに需要家側が難色を示し、6月中に合意できず、交渉は7月にずれ込んでいた。オファー価格は下回ったものの、大幅高となった前期(4~6月期)の妥結水準をさらに16~19%上回る高値での幕引きとなった。欧州の景気底入れを見越した需給逼迫観測も重なり、需要家側が譲歩を余儀なくされた形だ。
関連記事
- 2025/05/16 アルミ合金&スクラップ市場近況2025#9 関税騒動一段落で原料と製品に明暗―スクラップ下げ止まり
- 2025/05/16 日軽金HD:25/3期決算説明会を開催。26/3期は増収増益予想。新セグメントに移行
- 2025/05/16 サンディエゴからの風 アーカイブ
- 2025/05/16 サンディエゴからの風4 アルミニウムの循環利用に焦点
- 2025/05/16 サンディエゴからの風3 ReMAのロビンウィナー会長に聞く
- 2025/05/15 2025年3月アルミ再生塊輸入統計分析 数量は3カ月連続で減少もQ1累計では前年横ばい
- 2025/05/15 アルコニクス: 26/3期は2期連続の増収増益へ/「長期経営計画 2030」を策定
- 2025/05/14 UACJ:決算説明会を開催。25/3期は増収大幅増益も26/3期は増収ながら減益予想
- 2025/05/14 住友電工:決算説明会を開催。26/3期は減収減益予想も中計目標は達成へ
- 2025/05/14 不二サッシ: 25/3期決算を発表、26/3期は増収増益へ