アジア合成樹脂市況の近況(No32) 中国市況が再び軟調な動きに
2024/11/25 14:30
アジア合成樹脂市況は10月に中国の不動産市況対策を含む追加的な景気刺激策やイスラエル、イラン間の緊迫化などもあり強含みに転じたが、11月に入り弱含みの展開にある。中国の政策効果は限定的との予想通りであった。トランプ新政権下での化石燃料の増産容認や原油の需給の緩和見通しから市況は当面、弱含みの動きと予想されるが、原油価格や需給以外の要因で市況が動くケースも散見されるだけに注意が必要な状況にある。
関連記事
- 2025/05/01 アジアン廃プラマーケットレポート2025年4月② トランプ関税がもたらす樹脂市場の混乱
- 2025/05/01 アジアン廃プラマーケットレポート2025年4月 やや持ち直す再生ペレット市場と苦境のバージン材料市場
- 2025/04/30 第5回サーキュラーエコノミーシンポジウム詳報4〜キヤノン、トヨタ
- 2025/04/30 欧州からの風:2025 April「EU使用済自動車規則案:揉めるプラスチック再生材含有ターゲットの行方は?」
- 2025/04/30 第5回CEシンポジウム in NAGOYA講演詳報1 ――中部経産局、栗田、ケミカルリサイクル
- 2025/04/30 電力取引量(25年4月)
- 2025/04/30 アジア合成樹脂市況の近況(No37) 米関税政策、原油安と相まって軟調
- 2025/04/30 欧州からの風:2025 April「EU、AIを駆使し域内電池推進へあらたなテコ入れ」
- 2025/04/28 国内工業化学製品生販在Report #4苛性ソーダ 2025年販売量緩やかな増加
- 2025/04/28 国内工業化学製品生販在Report #3硝酸 2025年硝酸需要増加か