アジア合成樹脂市況の近況(No33) 12月も軟調、特に低密度ポリエチレンが弱含みの展開
2024/12/26 16:03
アジア合成樹脂市況は10月に中国の不動産市況対策を含む追加的な景気刺激策で強含んだが、その効果も限定的となり12月も弱含みの展開にある。年明け後も需給改善の可能性は乏しく、トランプ新政権下での化石燃料の増産容認や原油需給の緩和見通しから市況は当面、オレフィン系の低密度ポリエチレン、塩ビ樹脂を中心に弱含みの動きとなる可能性がある。
関連記事
- 2025/08/04 猛暑日本に! ヤード条例に! SDGs時代にFRP素材のエコ敷板 宏幸
- 2025/08/04 タイヤ:25年6月のタイヤ生産・販売について
- 2025/08/04 欧州からの風:July 2025 「ドイツ、遠隔操縦車両の公道走行を認める新規制を制定」
- 2025/08/02 欧州からの風:July 2025 仏ルノーが推進する自動車のサーキュラーエコノミー戦略の現状は?
- 2025/08/01 欧州からの風:July 2025 「BASF・CATL、正極活物質の共同開発で提携強化」
- 2025/08/01 欧州からの風:July 2025 「EU電池サプライチェーンの現状と中国への依存」
- 2025/07/31 電力取引量(25年7月)
- 2025/07/31 旭化成 フィンランド水素プロジェクトにアルカリ水電解システム供給
- 2025/07/31 JEPLAN、田中貴金属グループと脱炭素・循環型社会実現に向け事業提携発表
- 2025/07/31 旭化成と豊田通商、リチウムイオン電池用セパレータのキャパシティライト契約締結