サイクラーズ 中古OA機器のリユース事業拡大&リサイクル機器のテストセンター開設
株式会社リ・セゾン、愛知県一宮市に物流事業者向け倉庫を開設
リユーススキーム構築を通じた循環型社会の実現を目指す、株式会社リ・セゾン(本社:東京都品川区、代表取締役:谷島 遼)は、中古OA機器を中心としたリユース事業をさらに発展・拡大させ、持続可能な社会の構築を促進するため、2025年3月1日愛知県一宮市に倉庫を開設した。
本倉庫は、大和物流株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長 :杉山 克博、以下「大和物流」)に業務を委託する形で運営される。低床式ホームを採用し、建材や機械などの重量物の取扱いに対応できるよう、床荷重は2.0t/㎡となっている。3層構造の倉庫内にはトラックバースに直結した貨物用エレベーターと垂直搬送機が設置されており、荷役作業の効率化を果たしている。大和物流の豊富な物流ノウハウと先進的な運営技術を活用することで、より高度な物流サービスの提供が可能となり、スムーズなオペレーションを実現する見込みだ。
同社はこれまで千葉県・埼玉県・大阪府を拠点にサービスを展開してきたが、本倉庫の開設により、東海エリアのユーザーからのニーズにこれまで以上に寄り添い、利便性の向上が期待される。多様なニーズに柔軟に対応し、スムーズかつ効率的な物流サービスを提供することで、今後もユーザーの求める価値のあるサービスの拡充を進めていく見込みだ。
サイクラーズは昨年からクレディセゾンとの協業を開始しており、それがリ・セゾンというJVに発展した。クレディセゾンはオフィスOA機器のリースを行っており、リ・セゾンではこれらリースアップ品をリユース品として修理、点検して再販を行うことを目的としている。倉庫は埼玉、大阪、名古屋でも大和物流の倉庫を使っているが、リ・セゾンが大和物流に業務委託で仕事を任せている。元々サイクラーズは千葉(富津)でOA機器のリユースを行っていたが、業容拡大により大都市圏を中心に拠点を増やしている。今後も増設していく見通し。扱うOA機器の多くはコピー機やプリンターだという。
また、サイクラーズはリサイクル機器を扱うサナース社を昨年6月に子会社化しており、こちらにも力を入れている。5月下旬には千葉(富津)でマシンのテストセンターを開設、お披露目会を行う予定となっている。
https://www.iru-miru.com/article_detail.php?id=72410
施設概要
名 称:リ・セゾン東海倉庫(大和物流株式会社 一宮物流センター内)
所在地:愛知県一宮市丹陽町五日市場字天上7番地
用途地域:工業専用地域
運営面積:110㎡(33.275 坪)
構造:鉄骨造
アクセス
名古屋高速16号一宮線「西春インターチェンジ」から約1.5km
名神高速道路「一宮インターチェンジ」から約2.4km
名古屋第二環状自動車道「清洲東インターチェンジ」から約4.0km
最寄り駅:JR東海道本線・稲沢駅から約2.7㎞
会社概要
会社名 :株式会社リ・セゾン
所在地 :東京都品川区南大井 6-26-3
設立 :2022年8月18日
資本金 :30百万円
出資比率 :クレディセゾン50%サイクラーズ50%
代表者 :代表取締役 谷島 遼
事業内容 :資産の引揚、販売、マテリアルリサイクルを通じた再循環・再資源化
本件に関するお問い合わせ先
株式会社リ・セゾン
Email: rss-account@re-saison.co.jp
(IRuniverse Ryuji Ichimura)
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