大栄環境グループの三重中央開発株式会社は、4月11日、マテリアルリサイクルシステムの第三者認証であるSPC(Sustainable Plastics Certification)認証の国内初パイロット認証(本格運用前のテスト認証)を取得したと発表した。この認証取得により、三重中央開発株式会社は持続可能なリサイクルシステムの構築において、さらなる信頼性と透明性を確保した。
1. 取組みの概要
廃プラスチックのマテリアルリサイクルの品質向上・再生材の安定供給にはサプライチェーンを通じた品質管理やトレーサビリティが求められる中、再生プラスチックの適正評価に資する事業所の第三者認証として一般社団法人サステナブル経営推進機構が運営機関を担うSPC認証が2025年度に開始される。三重中央開発株式会社三重リサイクルセンターは、SPC認証の本格運用開始前にパイロット認証を受けた初の事業所のひとつとなった。
2.今後の展開
引き続き同社グループは、動静脈連携リサイクルトータルコーディネートiCEP PLASTICS(注1)の推進を通じ、同社グループで行うマテリアルリサイクルの質と量の向上に努めるとともに、動静脈連携によりリサイクルスキームの高度化を図る。
3.参考資料
SPC認証 パイロット認証書 (三重中央開発株式会社 三重リサイクルセンター)
SPC認証基準(パイロット認証版)の項目一覧(2)
注1:「動静脈連携リサイクルトータルコーディネート iCEP PLASTICS
大栄環境株式会社、資源循環システムズ株式会社、株式会社八木熊、ユニアデックス株式会社の4社により、各社の強みを活かした 廃プラスチックの回収・再生樹脂化・成形加工・製品化をワンストップで提供し企業のリサイクルスキームの構築を支援
https://icep-plastics.rcs-dx.jp/
<引用文献>
(1)「一般社団法人サステナブル経営推進機構HP」(一般社団法人サステナブル経営推進機構)
https://sumpo.or.jp/news/sustainable_plastics_certification_release_20250327.html
(2) 「一般社団法人サステナブル経営推進機構HP」(一般社団法人サステナブル経営推進機構)
「SPC認証基準ver.0(パイロット認証版)の概要」図
https://sumpo.or.jp/news/sustainable_plastics_certification_release_20250327.html
(IR universe rr)