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国内金が初の1万円乗せ 円安進行、国際価格との差拡大

 地金大手の田中貴金属工業が8月29日朝に発表した金の店頭小売価格(税込)は前日比28円高の1グラム=1万0001円と、初めて1万円の大台に乗せた。足元の円安・ドル高で日本国内の金相場の上昇が加速している。

 

 田中貴金属工業の同日の店頭買取価格(税込)は9886円で27円高となった。miruのプライスデータでも、山元建値の金価格は8月29日に1g=9052円と連日で過去最高値を更新した。

 

過去3か月間の山元建値とNY金の推移

 

 金価格は国内外価格の乖離が進む。金の取引は世界的にドル決済であるため、円が安くなれば輸入品と同じく国内の金相場は値上がりすることになる。米国は金利引き上げが最終局面にあるとみられるものの、米連邦準備制度理事会(FRB)は利上げ継続にも含みを持たせている。一方で日本の金融緩和方針は変わらず、日米間の金利差拡大や円安傾向は続く見通しだ。国内金相場の上も続く可能性がある。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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