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週刊バッテリートピックス 「古河電池の製品が月へ」「IRUNIVERSEがISLCに登壇」など

 2023年9月3日-10日のバッテリー業界では、宇宙用電池や水素燃料車の実証実験など夢のある話題が相次いだ。またmiruはメディアパートナーを務める第8回ISLCがカンボジア・シュムリアップで開催。IRUNIVERSE代表の棚町裕次が登壇した。

 

<国内>

●古河電池、製品が月へ 宇宙用リチウムイオン電池がSLIMに搭載

 蓄電池メーカーの古河電池は9月7日、同社製の宇宙用リチウムイオン電池が同日、種子島宇宙センターから打上 げられた「小型月着陸実証機(SLIM)」に搭載されたと発表した、

 SLIMは宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した小型月着陸実証機で、古河電池はSLIM向けにステンレスラ ミネート型リチウムイオン電池を開発した。この電池は、従来よりも大幅な軽量化を実現し、 SLIM の目標の1つである電池を含めた電源システムの軽量化に貢献する。また日陰で太陽電池パネルからの電力供給が停止した際や、月着陸時には、電力供給の役割も果たす。

 

関連記事: 古河電池:小型月着陸実証機(SLIM)に当社製リチウムイオン電池が搭載 | MIRU (iru-miru.com)

 

●独BMW、水素の燃料電池車を実証実験 福岡市で

 ドイツの自動車メーカーBMWは9月6日、福岡県福岡市で、水素で走る燃料電池車(FCV)の実証実験を行った。同社によるこのような実験は日本では初めて。

 トヨタ自動車から調達する燃料電池を使うBMW車「iX5ハイドロジェン」が同市の公道を約24キロメートル走行した。この車は水素を燃料に発電して走るもので、3分ほどの水素補給で約500キロ走行できる。 電気を充電するタイプより、燃料補給に時間がかからないとされる。BMWは今後、神戸や東京で走行を重ね、2020年代後半の市販化を目指す。

 福岡県は水素導入に積極的だ。すでにFCトラック2台の商用利用を始めているほか、8月に開業したJR日田彦山線添田~日田駅間のバス高速輸送システム(BRT)でもFCバスを1台導入することを計画する。

 

 

<海外>

第8回ISLCと第20回ABCが開催、IRUNIVERSE登壇 カンボジア・シュムリアップ

 二次鉛、鉛バッテリースクラップの国際会議でMIRUがメディアパートナーを務める第8回ISLC(International Secondary Lead Conference)が、9月4日-5日の2日間にわたり、カンボジアのシェムリアップで開催された。対面開催は4年ぶり。  

 IRUNIVERSE代表の棚町裕次が9月4日午前の2番目のスピーカーとして登壇し、日本の鉛バッテリーリサイクルの変遷と現状について、英語で25分間語った。

 シュムリアップの別の会場では、第20回アジア電池会議&展示会(20th Asian Battery Conference and Exhibition (20ABC)も開催された。こちらは電池メーカーおよび電池部品メー カー、設備メーカーなどが中心となり750名が参加した。

 

関連記事: 第8回ISLC in シェムリアップ 現地からの報告その1 リサイクル鉛の時代 | MIRU (iru-miru.com)

関連記事:第8回ISLC in シェムリアップ 現地からの報告その2 IRUNIVERSE登壇で注目集める | MIRU (iru-miru.com)

関連記事:第8回ISLC in シェムリアップ 現地からの報告その3 鉛スラグの研究専門チームを立ち上げ | MIRU (iru-miru.com)

関連記事:第8回ISLC in シェムリアップ 現地からの報告その4 中国RETECH、pure earth、JGI | MIRU (iru-miru.com)

関連記事:第20回ABC inシェムリアップ現地からの報告その1 開幕とDaramicスピーチ | MIRU (iru-miru.com)

 

●2023年国際電池リサイクル会議、スペイン・バレンシアで開幕

 国際電池リサイクル会議(ICBM)が、9月6日-8日にスペイン・バレンシアで開催された。スペインは近年電池生産計画を打ち出し国内への投資誘致へ注力しているが、今回の会議では、スペイン国王フェリペ4世が名誉会長となったことが発表され、国家における電池産業の重要度が窺われた。

 

関連記事: 2023年国際電池リサイクル会議、スペイン・バレンシアで開幕① | MIRU (iru-miru.com)

関連記事: 2023年国際電池リサイクル会議、スペイン・バレンシアで開催② | MIRU (iru-miru.com)

 

●iPhoneの新モデル、バッテリー容量大幅に拡大か

 米アップルが日本時間9月13日のイベントで発表する見通しのiPhone 15シリーズをめぐり、バッテリー容量が大幅に拡大するとのリークが出ている。

 米経済紙フォーブスなどが著名リーカーのMajin Bu氏らの話として10日までに伝えたところでは、iPhone 15 Pro Maxのバッテリーの容量は、これまで報じられていた4852mAhではなく、4422mAhになるとの観測がある。これだけならバッテリー容量は大きく変わらないが、アップルは同モデルに搭載のA17チップを変更したため電力効率が上がり、結果的にバッテリーの持ちは良くなるという。さらに、iPhone15シリーズはスマートフォンでは業界初となる積層型バッテリー(stacked battery)に移行するというリーク情報も浮上している。

 

●マンガンの生産基地であるアフリカ・ガボンでクーデター

 8月30日付けの米国海事メディアgCaptainがロイター電として伝えるところによると、同日、中部アフリカ西岸に位置するガボンで軍事クーデターが発生、その結果として国境は閉鎖され、首都港であるリーブルヴィルを含む港湾もすべて閉鎖された。周辺国やアフリカ連合(AU)はクーデターを強く非難する声明を発表し、地域の緊張感が高まっている。

 

関連記事: マンガンの大生産地ガボンで軍事クーデター | MIRU (iru-miru.com)

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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