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メタルドゥ BTR(バッテリーリサイクル)最新状況 設備稼働から1か月が過ぎての現在

 大手レアメタルリサイクルの株式会社メタルドゥ(大阪市浪速区 山頬敏彦社長)の西淀川事業所でBTR(バッテリーリサイクル)が本格的に稼働し始めたのは9月中旬。それから1か月がたった10月18日に西淀川事業所を再訪した。

 

(関連記事)メタルドゥ LIBブラックパウダー生産設備稼働

 

 そこで西淀川事業所の鳥居潤也所長に説明してもらったところ、

「正極材スクラップ破砕、選別設備は順調に稼働しております。こちらが仕上がりのブラックパウダーです」と見せてもらったのが以下だ。

 

(仕上がりのブラックパウダー)

(選別されたアルミ、樹脂)

 

 

 じっくり見てみたが、確かに樹脂、アルミなどの混在はみられない。きれいなブラックパウダーだ。一方のアルミ、樹脂は別ラインできちっと分けられている。

「アルミの混入も今のところ1%以下になっております」

 このメタルドゥのBTR設備は、アルミの混入がない、ほとんど無い、ということが売りだったため、その予定通りの操業はできているといえる。

 現在はブラックパウダーの生産は日量2トンだが、目標は5トン/日。

 

 すでにメタルドゥのバッテリースクラップはこちらの西淀川事業所に集中しており、かなりな数量のLIBスクラップの在庫があった。目標に対して貪欲な鳥居所長は

「まだまだ設備の改良、改善はやっていきます。まずは月間100トンのブラックパウダーの生産を安定化させます」と目を輝かせていた。

 

 課題があるとすれば、こうした良質な原料(ブラックパウダー)を日本国内で循環させる仕組みがまだ確立できていないところであろうか?

 

 

(IRUNIVERSE TANAMACHI)

 

 

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