三井金属計測機工とサトーが果実の新選果システムを共同開発し、 農業 Week へ出展
~ 消費者がおいしい果物を、食べ頃に食べられるための選果をめざして ~
三井金属鉱業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:納 武士)の子会社である三井金 属計測機工株式会社 (本社:愛知県小牧市、代表取締役社長:天野 啓二)と株式会社サトー(本 社:東京都港区、代表取締役社長:小沼 宏行)は、消費者がおいしい果物を、食べ頃に食べられる ように出荷するために、果物の糖度と硬度の2つの指標により選果する新選果システムを業界に先 駆けて共同開発した。
今回、10 月 12 日(水)~14 日(金)に幕張メッセで開催される農業・畜産の総合展である第 12 回 農業Week の三井金属計測機工の展示ブース(小間番号:8-26)にて参考出展する。
果物の糖度(甘さ)と硬度(熟度、食べ頃)は消費者の関心の両輪だが、これまでは両方の指標を非破壊検査で同時に測定して選別することは行われていなかった。
そこで両社は、三井金属計測機工の光センサによる糖度測定装置と、サトーの硬度測定装置を利 用した食べ頃予測サービス「coro-eyeR(ころあい)」の技術を組み合わせ、果物の糖度と硬度を科学的に測定し、2つの指標を掛け合わせて瞬時に選果する未来型のシステムを開発した。 農業 Week のブースでは、リンゴを実際に選別するデモを初めて公開。この参考出展により、来場者の反響や市場のニーズの調査を進め、2023 年夏の商品化をめざす。
三井金属計測機工は青果物非破壊検査機器の分野において、特に光センサ付き選果機で豊富な実績がある。サトーは果物の硬度を非破壊で測定し、食べ頃を予測する coro-eyeRを開発・販売しており、この共同開発で適用分野を拡げる。両社の技術を組み合わせた選果システムにより、1 フードロスの削減、2流通品質の向上、3販路の見極め、4果物の付加価値の向上が期待できる。
両社の共同開発により、外見では判断が難しい果物の甘さと食べ頃を示すことで、果物をよりおいしく食べたい消費者のニーズに応えて満足度を高め、果物産業の成長に貢献していく。
以上
【参考資料 1】第 12 回 農業 Week について ・開催の詳細:https://www.agriexpo-week.jp/tokyo/ja-jp.html
・開催時期:2022 年 10 月 12 日(水)~14 日(金) 10:00~18:00(最終日のみ 17:00 まで) ・会場:幕張メッセ
・三井金属計測機工の出展情報
ブース(小間番号):8-26 出展内容の詳細
【参考資料 2】新選果システムについて
糖度測定装置:三井金属計測機工
硬度測定装置:サトー coro-eyeRについて:「よりおいしく食べてほしい」という思いを届けるサービス
https://www.sato.co.jp/market/common/coro-eye/
(IRuniverse.jp)
関連記事
- 2025/06/16 中国経済、5月は不動産が一段と悪化 物価も下落でデフレ様相濃く、貿易も振るわず
- 2025/06/03 6月の世界経済 じり安か、住友・本間氏 米関税を見据え様子見、為替130円は想定内
- 2025/05/19 中国経済、4月は不動産が再度悪化 融資急減、製造業不振 米関税で先行き不安・指標一覧
- 2025/05/14 エンビプロ・ホールディングス、第3四半期決算は減収減益も「業績は堅調に推移」
- 2025/04/29 中国企業、7割が米国→新興国に投資先変更を計画 中国国際貿易促進委員会アンケート
- 2025/04/22 ミンスキー・モーメントに向かうコメ相場とその予想外の波及
- 2025/04/16 中国GDP5.4%増 1-3月、駆け込み輸出で製造業改善、不動産は再度悪化・指標一覧
- 2025/04/10 米中、ともに傷深まる 株通貨は双方下落、中国は物価、米国は債券安 資金逃げ出す
- 2025/04/09 豪州からの風#38 米国相互関税発表による豪州の反応は?
- 2025/04/07 4月の世界経済 不透明感強く荒い動き・江守氏 銅8000ドル割れ、円140円程度か