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BYD Chile SPA社、2030年までSQMの炭酸リチウムを優遇価格で入手できる権利を獲得

 2023年4月19日、チリ産業開発公社(CORFO)は、国内のリチウム付加価値製品開発プロジェクトに関する入札(2022年8月から公募開始)の結果、BYD Chile SPA社(中・比亜迪股份有限公司(BYD社)の現地子会社)を落札者として決定したと発表した。

 

 同社は、Antofagasta州に設置を計画しているPlanta de Cátodos de Litio BYD Chile(リチウムイオン電池のカソード製造工場)プロジェクトのため、2030年までSQMが生産するバッテリーグレードの炭酸リチウムを年間で最大11,244t優遇価格で入手できるという。

 

 同プロジェクトは、チリで炭酸リチウムを使用し、50千t/年のリン酸鉄リチウム(LFP)材料(LiFePO4)を製造するよう設計されている。同プロジェクトの投資額は少なくとも290mUS$と推定されており、2025年末までに操業が開始される予定である。また、同プロジェクトは500名の雇用創出が見込まれており、同社は地元労働者の職業能力開発計画の実施、研究開発エコシステムとの技術移転分野での協力を約束している。

 

 なお、CORFOが実施している国内のリチウム付加価値製品開発プロジェクトに関する入札の参加資格申請の受付期間は、2023年8月31日を締切とし、優遇価格で利用できるリチウム製品がなくなるまで永続する。リチウム付加価値製品開発プロジェクトのために利用できる数量は、炭酸リチウムが11,244t/年、水酸化リチウムが同4,200t/年となっている。(Jogmecニュースフラッシュより)

 

 

(IRUNIVERSE/MIRUcom)

 

 

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