TBM、国内外での事業成長に向けて経営体制を強化
~社外取締役にリー・ジョンファン氏を新たに選任
株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:山﨑敦義)は、2023年3月30日に開催された第12期定時株主総会にて、韓国SKグループ内のSK Japan Investmentでヴァイスプレジデントを務めるリー・ジョンファン氏を新たに社外取締役として選任した。また、300名を超える組織体制となったTBMは、意思決定の迅速化、高度化及び効率化を目指し、株主総会直後の取締役会にて執行役員による管掌体制への移行に伴う人事を決定した。
世界的な人口増加に伴う資源利用量の増大に伴い、環境問題や気候変動などへの対応が求められる中、TBMは 「進みたい未来へ、橋を架ける」をミッションに掲げ、脱炭素社会やサーキュラー・エコノミーの実現に向けて、石灰石を主原料とする新素材「LIMEX」の国内外への普及や資源マネジメント及び資源循環プラットフォームの構築・ 運用に取り組んでいる。2022年、LIMEXとプラスチックを自動選別・再生する国内最大級のリサイクルプラント「横須賀工場」を立ち上げ、野心的な目標「TBM Pledge 2030」で掲げる「2030年までにカーボンネガティブを実現する」「2030年までに100万トンのLIMEXとプラスチックを50カ国で循環させる」の実現に向けて、グローバルでの事業展開を推進している。
今回選任された社外取締役と新たな経営体制を通じて、国内外での更なる事業成長と経営基盤の強化、地球規模で の「サステナビリティ革命」の実現を目指していく。
・TBM経営陣プロフィール | https://tb-m.com/company/director/
[コメント]
環境配慮型の事業を手掛け、日本の数少ないユニコーン企業の一つであるTBM社の社外取締役を務めさせていただくこととなり、非常に身が引き締まる思いでいっぱいです。我がSKグループも環境配慮型事業には特に注目しており、社会全体に大きく貢献できる企業の成長を手助けする機会を模索し続けています。TBM社はSK Japan Investment社が投資を行った第一号の会社でもあることから、今後より一層両社の関係性を深め、それぞれの目標達成に貢献して参りたいと思います。
(IR universe rr)
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