日本ゼオン(4205) 汎用合成ゴムの需給悪化も大型テレビ用光学フィルム、電池材料に回復期待
2023/04/27 09:23
合成ゴム、ラテックスなどのエラストマーと光学フィルムや電池材料などの高機能材料の2本柱とする日本ゼオンが23/3期決算を発表した。前23/3期は7.4%増収も営業利益が38.8%減となった。中国向けを中心に海外需要の低迷が大きく、4Qは656百万円の営業損失と厳しい状況になっている。今24/3期の見通しでも増収営業減益の計画であり、下半期からの回復を見込む。EV向け電池材料や大型液晶テレビの向けの光学フィルムの需要回復も先行投資による減価償却費など固定費増もあり慎重なガイダンスとなっている。
関連記事
- 2025/09/02 IHI 世界初、タイ石油化学プラントでCN貢献型低級オレフィン製造プラント運転開始
- 2025/09/01 タイヤ:25年7月のタイヤ生産・販売について
- 2025/09/01 新電力へのスイッチング件数(25年6月)
- 2025/08/30 電力取引量(25年8月)
- 2025/08/29 アジア合成樹脂市況の近況(No41) ポリエチレンを除き弱含み、底這いが続く
- 2025/08/29 環境省 令7脱炭素型循環経済システム構築促進事業(委託)の 公募結果公表
- 2025/08/29 (速報)日本国内自動車生産 2025年7月生産台数 9か月ぶり70万台超え
- 2025/08/28 日産化学、傘下商社がマレーシアとインドネシアで事業拡大 同日に拠点設置、化学品貿易
- 2025/08/28 太陽光パネル再利用の義務化検討を中止-再資源化費用の負担が争点に
- 2025/08/27 大陽日酸 国内初 第三者認証付き CO2 フリーガス「グリーン液化窒素」販売開始